「届出自動車教習所ってどんなところ?」
「普通の教習所と何が違うの?」
「届出自動車教習所で免許を取ると、費用は安くなる?」
これから普通自動車免許を取得する方の中には、このような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
普通免許を取得する方法として、多くの方が思い浮かべるのは指定自動車教習所への入校です。
しかし、普通免許は指定自動車教習所に通わなくても取得できます。
その選択肢の一つが、届出自動車教習所を利用して免許取得を目指す方法です。
届出自動車教習所では、運転の基礎から技能試験に向けた練習まで、自分の習熟度に合わせた教習を受けられる場合があります。
一方、指定自動車教習所とは免許取得までの仕組みが異なり、基本的には運転免許試験場で学科試験と技能試験に合格する必要があります。
この記事では、2026年10月時点の制度をもとに、届出自動車教習所を利用して普通自動車第一種免許(AT限定)を初めて取得する場合の流れ、費用、試験内容、メリット・デメリットを詳しく解説します。
届出自動車教習所とは?
届出自動車教習所とは、都道府県公安委員会に届出を行っている自動車教習所です。
運転免許の取得を目指す方に対して、運転技術や交通ルールなどの教習を提供しています。
指定自動車教習所との大きな違いは、教習所を卒業することで運転免許試験場の技能試験が免除されるかどうかです。
指定自動車教習所では、所定の教習を修了し、卒業検定に合格すると、運転免許試験場での技能試験が免除されます。
一方、届出自動車教習所では、教習所で運転を練習しても、原則として運転免許試験場で技能試験を受ける必要があります。
指定自動車教習所との違い
| 比較項目 | 届出自動車教習所 | 指定自動車教習所 |
|---|---|---|
| 教習の目的 | 試験場での合格に向けた練習 | 所定の教習課程の修了 |
| 教習時間 | 教習所・プランによって異なる | 法令に基づく規定時限がある |
| 仮免技能試験 | 原則、運転免許試験場 | 教習所内の修了検定 |
| 本免技能試験 | 原則、運転免許試験場 | 教習所内の卒業検定 |
| 取得時講習 | 原則必要。免除制度あり | 所定の課程を修了して卒業した場合は不要 |
| 料金 | 教習所・受講内容によって異なる | 教習所・プランによって異なる |
届出自動車教習所は、単に「安い教習所」というわけではありません。
教習所によって、料金、指導方法、練習車両、試験場への送迎、試験予約のサポートなどが異なります。
また、届出自動車教習所の中には、取得時講習の免除に関わる特定教習を実施できる「特定届出自動車教習所」もあります。
そのため、教習料金だけでなく、免許取得までに必要なサービスが含まれているか確認することが重要です。
関連記事:指定自動車教習所と届出自動車教習所の違い
届出自動車教習所で免許を取得するまでの流れ
届出自動車教習所を利用して普通免許を取得する場合、基本的には次の流れで進みます。
入校・申し込み → 仮免許に向けた練習 → 仮免許試験 → 路上練習 → 本免許試験 → 必要な講習 → 免許証交付

STEP1:届出自動車教習所に申し込む
まず、通いたい届出自動車教習所を選び、申し込みを行います。
教習所によって、次のような料金体系があります。
- 決められた教習回数がセットになったプラン
- 1時限ごとに料金を支払うプラン
- 仮免許取得までをサポートするプラン
- 本免許取得までをサポートするプラン
申し込み前に、教習料金に何が含まれているかを確認しましょう。
特に、試験場で支払う受験手数料や、再試験になった場合の追加練習費用は、教習料金に含まれていないことがあります。
STEP2:仮免許取得に向けて運転練習をする
申し込み後は、仮免許の技能試験に向けて運転練習を行います。
主に練習する内容は、以下のとおりです。
- 運転姿勢とミラーの調整
- 発進・停止
- ハンドル操作
- 右左折
- 交差点の通行
- 一時停止
- S字・クランク
- 安全確認
仮免許の技能試験は、基本的に試験場内のコースで行われます。
そのため、車両感覚を身につけることに加えて、試験で求められる安全確認や車両位置を理解することが重要です。
なお、仮免許取得前の運転練習は、適法に利用できる練習施設・コースなどで行う必要があります。仮免許を持たずに一般道路を運転することはできません。
STEP3:運転免許試験場で仮免許試験を受ける
運転練習と並行して学科試験の勉強を進め、仮免許試験を受験します。
仮免許の試験は、主に次の3つです。
① 適性試験
視力など、運転に必要な適性を確認します。
② 学科試験
交通ルールや安全運転に関する50問の試験です。
合格基準は45問以上の正解です。
③ 技能試験
試験場内のコースを実際に運転し、基本操作や安全確認などを評価されます。
AT限定普通仮免許の技能試験は、100点満点からの減点方式で、70点以上が合格基準です。
試験の予約方法や実施順序は都道府県によって異なるため、受験する試験場の案内を確認してください。
仮免許技能試験の主な減点項目
技能試験では、運転中のミスに応じて減点が行われます。
主な減点項目と点数は、以下のとおりです。
| 減点項目 | 減点数 | 具体的な運転行動 |
|---|---|---|
| 合図不履行等 | 5点 | 右左折や進路変更の合図を適切に出さない |
| 巻き込み防止措置不適 | 5点 | 左折時の巻き込み防止措置が不適切 |
| 脱輪(小) | 5点 | 車輪が縁石などから軽微に外れる |
| 安全不確認 | 10点 | 発進・右左折などで必要な安全確認をしない |
| 優先判断不良 | 10点 | 交差点で優先関係を適切に判断できない |
| 進路変更禁止違反 | 10点 | 進路変更が禁止された場所で進路変更する |
| 側方等間隔不保持 | 20点 | 障害物などとの必要な安全間隔を確保しない |
| 徐行違反 | 20点 | 徐行が必要な場所で適切に徐行しない |
| 速度超過 | 20点 | 試験の採点基準に該当する速度超過をする |
※上記は主な項目の抜粋です。実際の減点は、運転状況や採点基準に定められた適用条件によって判断されます。
試験の詳しい内容を確認したい方は、以下の警察庁公式資料をご覧ください。
STEP4:仮免許取得後に路上練習を行う
仮免許の試験に合格し、仮運転免許証が交付されたら、次は路上練習です。
指定自動車教習所を卒業せずに普通免許の試験を受ける場合、原則として、本免許の技能試験を受験する前の3か月以内に5日以上の路上練習が必要です。
ただし、5日間練習すれば必ず合格できるという意味ではありません。
実際の道路で安全に運転できる技術を身につけることが重要です。
路上練習では、主に次のような内容を練習します。
- 交通量の多い道路での運転
- 車線変更
- 交差点での右左折
- 歩行者・自転車への対応
- 駐車車両の回避
- 道路状況に応じた速度調節
仮免許での路上練習には、一定の資格を持つ指導者の同乗や、仮免許練習標識の表示などの条件があります。
届出自動車教習所で路上練習を受ける場合は、教習所の指導体制や車両の利用条件を確認しましょう。
STEP5:運転免許試験場で本免許試験を受ける
必要な路上練習を終えたら、本免許の試験を受験します。
本免許の学科試験は、文章問題90問とイラスト問題5問で構成され、100点満点中90点以上が合格基準です。
技能試験では、実際の道路を走行し、周囲の交通状況に応じて安全に運転できるかが確認されます。
試験場によっては、路上走行に加えて場内での方向変換や縦列駐車などが実施されます。
本免許技能試験の主な減点項目
警察庁が公表している採点基準のうち、普通免許の路上試験で注意したい項目を紹介します。
| 減点項目 | 減点数 | 具体的な運転行動 |
|---|---|---|
| 安全不確認 | 10点 | 発進・進路変更・右左折などで必要な安全確認をしない |
| 安全措置不適 | 5点など | ミラーの調整確認をしないなど、安全措置が不適切 |
| 脱輪(小) | 10点 | 縁石に車輪が接触するなど、基準に該当する場合 |
| 側方等間隔不保持 | 20点 | 駐車車両や障害物との必要な安全間隔を確保しない |
| 徐行違反 | 20点 | 右左折や見通しの悪い交差点など、徐行が必要な場所で徐行しない |
| 優先判断不良 | 20点 | 優先車両に減速や進路変更などをさせる不適切な判断 |
| 交差点等進入禁止違反 | 20点 | 前方が混雑し、交差点内で停止して交通を妨げるおそれがあるのに進入する |
※上記は主な減点項目の抜粋です。正式な採点基準では、同じ項目でも状況によって減点数が異なる場合があります。
試験の詳しい内容を確認したい方は、以下の警察庁公式資料をご覧ください。
STEP6:取得時講習または特定教習の修了を確認する
届出自動車教習所を利用する場合、取得時講習の扱いも確認しておきましょう。
普通免許の直接受験では、原則として取得時講習が必要です。
取得時講習には、普通車の運転に関する講習と応急救護処置講習があります。
ただし、特定届出自動車教習所などで所定の特定教習を修了し、必要な証明書がある場合には、取得時講習が免除されることがあります。
届出自動車教習所なら必ず取得時講習が免除されるわけではありません。
入校前に、特定教習を受けられるか、料金に含まれているかを確認しましょう。
STEP7:免許証の交付を受ける
必要な試験・講習を終え、交付条件を満たすと、普通自動車免許証が交付されます。
2026年4月1日からは、普通免許試験の受験資格年齢が17歳6か月以上となりました。
ただし、免許証が交付されるのは18歳以上です。
届出自動車教習所で免許を取得する費用
届出自動車教習所で普通免許を取得する際の費用は、大きく分けて3つあります。
① 教習所へ支払う教習料金
② 運転免許試験場へ支払う手数料
③ 必要に応じた取得時講習・追加練習などの費用
教習所の料金は一律ではない
届出自動車教習所には、指定自動車教習所と同じ全国一律の教習料金が設定されているわけではありません。
たとえば、10時限の練習プランと、仮免許から本免許までサポートするプランでは、料金が大きく異なります。
そのため、広告に表示された料金だけで比較するのではなく、最終的に免許を取得するまでに必要な費用を確認しましょう。
試験場で必要な費用の例
東京都で普通免許(AT限定)を直接受験し、初回で合格する場合の公表手数料を例に紹介します。
| 費用項目 | 金額 |
|---|---|
| 仮免許の直接受験・交付 | 5,800円 |
| 本免許の直接受験・交付 | 5,650円 |
| 普通車の取得時講習 | 12,200円 |
| 応急救護処置講習 | 5,550円 |
| 合計 | 29,200円 |
※東京都の公表手数料を参考にした例です。通常の運転免許証を取得する場合を想定しています。教習料金、交通費、住民票取得費用、再受験費用などは含まれていません。
※特定教習などによって取得時講習が免除される場合は、必要な費用の内訳が異なります。
総額を考えるときの注意点
たとえば、教習所の基本料金が安くても、次のような費用が別途発生する場合があります。
- 試験場への送迎費用
- 試験予約のサポート費用
- 追加の技能練習費用
- 再受験時の試験手数料
- 特定教習の受講費用
特に、技能試験に不合格となり、追加練習が必要になった場合は総額が変わります。
届出自動車教習所を選ぶ際には、「基本料金」ではなく「免許取得までの総額」を意識しましょう。
届出自動車教習所で受ける試験の内容
届出自動車教習所で練習した場合、原則として運転免許試験場で試験を受けます。
ここでは、仮免許と本免許の技能試験の違いを解説します。
仮免許の技能試験
仮免許の技能試験では、試験場内のコースで運転を行います。
主に評価されるのは、車両の基本操作と安全確認です。
特に次のような項目が重要です。
- 発進・停止
- 右左折
- 一時停止
- 見通しの悪い交差点の通行
- S字・クランク
- 車両位置
- ミラー・目視による安全確認
試験場内のコースは、一般道路と比較すると走行環境が限定されています。
しかし、限られた距離の中で、正しい運転操作を行う必要があります。

本免許の技能試験
本免許の技能試験では、実際の道路を運転します。
場内試験との大きな違いは、周囲の交通状況が常に変化することです。
たとえば、交差点に歩行者がいる場合や、前方に駐車車両がある場合など、状況に応じて適切に判断しなければなりません。
主な評価項目は次のとおりです。
- 適切な速度での走行
- 進路変更
- 右左折
- 歩行者の保護
- 優先関係の判断
- 駐車車両の回避
- 安全確認
- 方向変換や縦列駐車などの課題
技能試験の採点方法と減点項目
技能試験では、100点満点から減点していく方式で運転技術を評価します。
普通自動車第一種免許(AT限定)の技能試験では、原則として70点以上が合格基準です。
ただし、危険行為などがあった場合は、残りの点数に関係なく試験が中止されることがあります。
特に注意したい10の運転行動
① 安全確認不足
進路変更や右左折、発進などでは、周囲の安全を適切に確認する必要があります。
ミラーだけでは確認できない死角があるため、必要に応じて目視確認を行いましょう。
NG例: ミラーだけを確認し、死角にいる二輪車に気づかず進路変更する。
OK例: ミラーと目視で周囲の安全を確認し、適切なタイミングで進路変更する。

② 左折時の車両位置
左折する際は、原則としてあらかじめ道路の左側端に寄り、交差点の側端に沿って徐行します。
左側に大きな空間を残すと、自転車や二輪車が入り込む危険があります。
NG例: 左折前に車を適切に寄せず、左側に大きな隙間を残す。
OK例: 周囲の安全を確認し、適切な車両位置で徐行して左折する。
③ 一時停止
一時停止の標識がある場所では、停止線の直前で車を完全に停止させる必要があります。
徐行しただけでは、一時停止したことにはなりません。
NG例: 停止線を越えてから止まる、または完全に停止せず進む。
OK例: 停止線の手前で完全に停止し、周囲の安全を確認してから進む。

④ 横断歩道での歩行者保護
横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる場合は、原則として横断歩道の直前で一時停止し、その通行を妨げてはいけません。
NG例: 歩行者が横断しようとしているのに進行する。
OK例: 横断歩道の手前で停止し、歩行者を優先する。
⑤ 進路変更
進路変更をするときは、原則として進路を変える約3秒前から合図を出します。
合図を出すだけでなく、周囲の安全を確認することが重要です。
NG例: 合図を出した直後に車線を移動する。
OK例: 周囲を確認し、適切なタイミングで合図を出してから安全に進路変更する。

⑥ 交差点の優先関係
信号機のない交差点では、道路標識や道路の状況を確認し、優先関係を正しく判断する必要があります。
NG例: 優先道路を走る車両の進行を妨げる。
OK例: 優先関係を確認し、必要な徐行や一時停止を行って通行する。
⑦ 速度調節
制限速度を守ることに加え、道路の状況に応じて適切な速度で運転することが求められます。
NG例: 見通しの悪い交差点に十分減速せず進入する。
OK例: 周囲の状況に合わせ、必要な場所で減速・徐行する。
⑧ S字・クランク
仮免許の技能試験では、狭いコースを正確に通過する車両感覚が必要です。
特に後輪の軌道を意識しましょう。
NG例: 前輪の位置だけを見てハンドルを切り、後輪が脱輪する。
OK例: 車体とタイヤの位置を把握し、十分に速度を落として通過する。
⑨ 駐車車両の回避
路上試験では、駐車車両などの障害物を避ける場面があります。
対向車や後続車を確認し、適切な側方間隔を確保しましょう。
NG例: 対向車を確認せず、急に障害物を避ける。
OK例: 早めに障害物を発見し、周囲の安全を確認してから通過する。

⑩ 発進・停止
発進・停止は基本操作ですが、安全確認や合図などが重要です。
NG例: 発進前に周囲の安全を確認しない。
OK例: ミラー、周囲の状況、必要な合図などを確認して安全に発進する。

試験対策では「減点されない運転」より「安全な運転」を意識する
技能試験の対策では、減点項目を暗記するだけでは十分ではありません。
たとえば、目視確認をすればよいと覚えていても、確認するタイミングが遅ければ危険な状況になることがあります。
大切なのは、なぜその確認が必要なのかを理解し、周囲の状況に応じて安全に運転できるようになることです。
なお、正式な減点項目・減点点数・試験中止条件は、警察庁の技能試験採点基準に基づいて判断されます。
届出自動車教習所で免許を取得するメリット
メリット①:教習内容を柔軟に選べる場合がある
届出自動車教習所では、教習所によって練習回数や受講内容を選べる場合があります。
自分の習熟度に合わせて練習できるプランであれば、必要な部分を重点的に学べます。
ただし、すべての届出自動車教習所が自由な時間制プランを提供しているわけではありません。
メリット②:費用を抑えられる可能性がある
必要な練習回数が少なく、試験にも順調に合格できれば、指定自動車教習所より費用を抑えられる場合があります。
ただし、料金は教習所やプランによって異なります。
再受験や追加練習が増えた場合は、当初の予算を超える可能性があります。
メリット③:試験場での受験を前提とした練習ができる
届出自動車教習所では、試験場での技能試験に向けた教習を提供している場合があります。
試験場で求められる安全確認や運転操作を意識して練習できる点は、メリットの一つです。
ただし、試験場の実際の試験コースを必ず走れるわけではありません。
教習内容は申し込み前に確認しましょう。
届出自動車教習所のデメリットと注意点
デメリット①:試験場で技能試験を受ける必要がある
指定自動車教習所との大きな違いです。
届出自動車教習所で練習しても、原則として試験場の技能試験に合格する必要があります。
そのため、試験場までの移動や試験予約の手続きが必要になります。
デメリット②:試験予約によって取得期間が変わる
運転免許試験場の予約状況によっては、希望する日に試験を受けられない場合があります。
また、不合格になれば再受験の予約が必要です。
短期間での取得を希望する場合は、試験予約の混雑状況も確認しましょう。
デメリット③:追加料金が発生する場合がある
基本料金に含まれる練習回数を超えた場合や、試験に不合格になった場合には、追加料金が発生することがあります。
「安いと思って申し込んだのに、最終的には高くなってしまった」という状況を防ぐためにも、追加料金の条件を確認しておきましょう。
デメリット④:教習所によってサポート内容が異なる
届出自動車教習所では、試験予約や試験場への送迎などの対応が異なります。
自分で試験を予約する必要がある教習所もあれば、手続きをサポートしてくれる教習所もあります。
教習料金だけでなく、サポート内容も比較することが大切です。
届出自動車教習所を選ぶときの5つのポイント
届出自動車教習所を選ぶ際には、以下の5つを確認しましょう。
① 免許取得までの総額
基本料金に加えて、試験費用、追加練習、特定教習などの費用を確認しましょう。
② 教習回数と追加料金
何回の練習が含まれているのか、追加練習は1回いくらなのかを確認します。
③ 試験場への送迎・予約サポート
試験場への移動や予約手続きをどこまでサポートしてくれるのかを確認しましょう。
④ 特定教習の有無
取得時講習が免除される所定の特定教習を受けられるか、料金に含まれているかを確認します。
⑤ 練習環境と指導内容
使用する車両、練習コース、路上練習の範囲、指導方法などを確認しましょう。
届出自動車教習所を比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:届出自動車教習所おすすめ5選
届出自動車教習所についてよくある質問
Q. 届出自動車教習所は誰でも入校できますか?
入校条件は教習所によって異なります。
年齢や免許の保有状況、希望する免許の種類などを確認して申し込みましょう。
Q. 届出自動車教習所は指定自動車教習所より安いですか?
安くなる場合もありますが、必ず安いとは限りません。
教習回数、再受験回数、追加料金によって総額が変わるため、同じ条件で比較することが重要です。
Q. 届出自動車教習所に通えば試験場の技能試験は免除されますか?
原則として免除されません。
指定自動車教習所とは異なり、運転免許試験場で技能試験を受ける必要があります。
Q. 届出自動車教習所では学科の勉強も教えてくれますか?
教習所によって異なります。
学科の教材や学習サポートを提供している教習所もありますが、自分で学科試験の勉強を進める必要がある場合もあります。
Q. 届出自動車教習所に通うと必ず免許を取得できますか?
いいえ。免許取得には、運転免許試験場で必要な試験に合格し、所定の講習などの条件を満たす必要があります。
教習所のサポート内容や合格保証の条件がある場合も、申し込み前に確認しましょう。
Q. 17歳でも届出自動車教習所を利用できますか?
教習所の入校条件によります。
なお、2026年4月1日から普通免許試験の受験資格年齢は17歳6か月以上となっていますが、普通免許証の交付は18歳以上です。
まとめ|届出自動車教習所は自分に合った取得方法か確認しよう
届出自動車教習所は、運転免許試験場での受験を目指しながら、運転技術を身につけられる教習所です。
指定自動車教習所と異なり、原則として運転免許試験場で学科試験と技能試験に合格する必要があります。
一方で、教習所によっては自分の習熟度に合わせた練習プランを選べるなど、柔軟な免許取得を目指せる場合があります。
届出自動車教習所を選ぶ際に重要なのは、次の3つです。
- 教習料金だけでなく、免許取得までの総額を確認すること
- 試験場での受験に向けた練習とサポート内容を確認すること
- 自分の運転経験やスケジュールに合った教習所を選ぶこと
普通免許の取得方法には、それぞれメリットとデメリットがあります。
料金の安さだけで決めるのではなく、取得までの流れや必要な手続きも理解したうえで、自分に合った方法を選びましょう。
関連記事:届出自動車教習所おすすめ5選
参考資料
本記事は、警察庁および各都道府県警察が公表している情報を参考に作成しています。
- 警察庁|運転免許技能試験に係る採点基準の運用の標準について(2026年2月4日・PDF)
- 警察庁|運転免許技能試験実施基準について(2026年2月4日・PDF)
- 警視庁|普通免許試験(直接試験場で受験される方)
- 警視庁|マイナ免許証に伴う手数料改定
- 大阪府警察|届出自動車教習所
- 岐阜県警察|これから運転免許を取得される方へ
※本記事は2026年10月時点の情報をもとに作成しています。試験手数料や受験方法などは変更される場合があるため、最新情報は各都道府県警察の公式サイトをご確認ください。


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