いまさら聞けない!【車のメーターパネル】の意味
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車をよく運転するけれど、実は車のメーターパネルのマークを把握していないという方も意外と多いのではないでしょうか。
運転中にマークが点灯してそのまま放置してしまうと、取り返しのつかない大変な事態を招いてしまう可能性もあります。
ここでは、いまさら人には聞けないけれどぜひ知っておいてほしい車のメーターパネルの意味をご紹介いたします。
赤色と黄色の違いは何?

車のメーターパネルが点灯する際に、赤色のものと黄色に点灯するものがあります。
この違いって一体何なの? と思った事がある方も多いかもしれません。これは緊急性の違いです。
赤色は緊急性の高いものを示しています。
重大な故障や事故に繋がってしまう可能性が高いため、すぐに停車して販売店やロードサービスなどに連絡した方が良いでしょう。
黄色は赤色ほど緊急性は高くありませんが、そのまま放置して走行し続けてしまうと故障に繋がる恐れがあるため、なるべく早めに点検しましょう。
ドライバーに安全のための注意を促す警告灯

警告灯には機器類の異常を示すものと、ドライバーに安全のための注意を促す際に点灯をするものなどがあります。
ここでは、ドライバーに安全のための注意を促す際に点灯する警告灯を5つご説明したいと思います。
「シートベルト非装着警告灯」
シートベルトを締め忘れている際に点灯します。
しっかりと装着器具がはまっていないと点灯する場合もあるので、カチャっと音が鳴るまで奥までしっかり入れるようにしましょう。
「半ドア警告灯」
ドアが開いていると点灯します。
閉めたつもりでも半ドア状態になっている可能性がありますので、警告灯が点灯していないかをきちんと確認してから発進するようにしましょう。
「燃料残量警告灯」
燃料が少なくなると点灯します。
点灯してからもある程度走る事は出来ますが、早めに給油しておいたほうが良いでしょう。
特に高速道路上などで点灯した場合、最寄の給油所までかなり走らないとたどり着かないという場合もありますので注意しましょう。
「ウォッシャー液警告灯」
窓ガラスが汚れている際に洗浄するウォッシャー液が不足している場合に点灯します。
ウォッシャー液が無くなっても車の走行には直接関係ありませんが、窓ガラスが汚れて視界不良のまま走行するのは危険ですので、早めの補充を心がけましょう。
「スリップ表示灯」
雨で濡れた地面や砂利道などの悪路を走行中に点灯する表示灯です。
これは悪路を走行中等にタイヤがスリップすると、元々車に備わっている安全システムが作動し表示されるものです。
悪路を走行中に一時的に点灯するのは異常ではありません。
車の機器類の異常を示す警告灯

次は車の機器類に何らかの異常があった際に点灯する警告灯をご紹介いたします。
「ブレーキ警告灯」
パーキングブレーキが効いている状態でも点灯しますが、パーキングブレーキを解除しても点灯したままの場合は、ブレーキ系統の故障が疑われます。
走行中にブレーキが効かなくなる等の恐れがありますので、すぐに販売店や修理業者に持ち込み点検してもらいましょう。
「充電警告灯」
バッテリーや充電系統などに異常が発生した際に点灯する警告灯です。
通常であれば走行中に発電しそれがバッテリーに充電されるのですが、何らかの異常をきたしていると充電されなくなります。
バッテリーの充電がなくなってしまうと、急にエンジンが停止してしまう恐れがあります。
すぐに販売店や整備工場などで点検してもらいましょう。
「油圧警告灯」
エンジンオイルの圧力に異常が感知されると点灯します。
放置するとエンジンが焼きついてしまう可能性もありますので、点灯したらすぐにエンジンオイルの量を確認しましょう。
もし減っているようなら、オイルが漏れている可能性も考えられますので、点検してもらうようにしてください。
「エンジン警告灯」
エンジンやトランスミッションシステムなどに異常がある場合に点灯します。
点灯する要因は様々で、素人が解決しようとしても非常に困難です。必ず販売店や修理業者など専門業者に点検してもらうようにしてください。
今回ご紹介したもの以外にも、警告灯・表示灯には様々なものがあります。
もし自分が見てわからなければ、そのまま放置せずに必ずプロの方に見てもらうようにしましょう。
重大な故障や事故を起こしてしまう危険性がありますので、車のメーターパネルは常にチェックしましょう。