車の自動販売機

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自動販売機といえば、世界の中でも日本が発達しているイメージがあります。

ところが、シンガポールには高級車を販売する自動販売機があるのをご存知でしょうか。

シンガポールに出現した高級車の自動販売機

シンガポールは奄美大島ほどの国土面積を持つ小さい国ですが、マリーナベイサンズやナイトサファリなど観光に力を入れていると同時に、世界中から富裕層が集まる国としても有名です。

そんな世界中の富裕層が集まる国ならではの自動販売機が、今回登場した高級車を販売する自動販売機です。

自動販売機というと、一般的にははジュースやタバコなどが販売されているサイズをイメージしてしまいますが、この自動販売機は地上15階建ての高層ビルとなっています。

縦に長いコンパクトなビルで、壁はガラス張りになっており、外からはフェラーリ、ランボルギーニ、アストンマーチンなどの高級車が陳列されているのが見えます。

写真などで見ると、まるでミニカーのショーケースのようにも見えますが、最高60台もの高級車が収容できるように設計されている巨大な自動販売機です。

Autobahn Motors(アウトバーン・モーターズ)社

このビルは、香港系のAutobahn Motors(アウトバーン・モーターズ)という企業が建設したもので、2016年12月にオープンしました。

オープンと同時に、高級車の並んだビルを一目見ようと多くの人が詰めかけ話題となり、また、2017年1~3月期の売り上げが前期比の30%増になったそうです。

この自動販売機で実際に何台売れるものなのかわかりませんが、同社に抜群の宣伝効果をもたらしていることがわかります。

アウトバーン・モーターズ社のゼネラルマネージャー、Gary Hong氏によると、車の自動販売機の着想を得たのは、息子と行った「トイザらス」で見たミニカーのショーケースだったそうです。

そこから地上15階建て、高さ45メートルものビルを作ってしまうのは驚きですが、国土面積の狭いシンガポールを象徴する存在となっているではないでしょうか。

高級車自動販売機の購入方法

購入方法は、ビルにあるタブレットから専用アプリを使って車を選ぶだけの簡単なものです。

ビルは立体駐車場のような仕組みになっており、アプリで手続きを済ませて支払いが確認されると、わずか2分で購入した車が降りてきます。

販売しているものがは高級車ですが、本当にジュースやタバコのように買うことができるのです。

増える自動車の自動販売機

実は、アウトバーン・モーターズ社よりひと足お先に、アメリカの大手中古車業者「Carvana」も似たような車の自動販売機を作っています。

また、2017年の暮れには、中国の上海でも「アリババ」が自動車自動販売機をオープンさせました。

アジア中心に自動車の自動販売機が広がりを見せています

日本にも近い将来、同じような自動販売機ができるのか、期待が高まります。