なぜ起こる?交通渋滞の原因は・・・

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渋滞が嫌いという方も多いかもしれません。交通事故の大きな原因ともなる渋滞はなぜ起こるのでしょうか?

渋滞時、交通事故発生の可能性は?

車を運転していると、特に休日や大型連休の時は渋滞に巻き込まれやすくなります。渋滞になると速度が落ちるので、交通事故は滅多に起こらないだろうと考える人も多いかもしれません。

しかし、Nexco東日本などの高速道路会社の調査によると、高速道路の場合、通常時よりも渋滞時の方が交通事故が発生する可能性が約10倍になると言われています。渋滞に巻き込まれた際は油断をせずに、高い意識を持ち、特に注意をしながら運転するようにしましょう。

高速道路で渋滞が発生する原因

では事故の原因ともなる交通渋滞が、なぜ発生するかについて考えてみましょう。

まずは高速道路における渋滞についてです。高速道路は基本的に車のみの走行かつ、信号も存在していない場所がほとんどです。かつて、高速道路で渋滞が発生する主な原因となっていた料金所も現在では、ETCの普及により、料金所での渋滞は大幅に緩和されています。

状況も良くなっているにもかかわらず、なぜ渋滞が発生するのでしょうか。主な原因を3つご紹介します。

まず現代の高速道路での最大の原因となっているのは、道路の構造上による速度の変化です。特に下り坂から上り坂に差し掛かる通称「サグ部」と呼ばれているところと、そこからの上り坂ではどうしても車の速度が落ちてしまいます。

2つ目は、トンネルの入り口です。ドライバーは無意識に速度を落とすことが多く、その結果、後続車との車間距離が縮まることで渋滞が発生しやすくなります。

3つ目は、インターチェンジの合流部分です。合流する車を走行車線に入れようと後続車が速度を落とすことにより、トンネルと同様に車間距離が詰まり、渋滞が発生しやすくなります。

ドライバーがあまり感じないような微妙な速度変化であっても、交通の流れには大きな影響を及ぼし、やがて渋滞が発生する原因となるのです。

一般道での渋滞の原因は?

渋滞は高速道路だけではなく、一般道でも発生します。

一般道で渋滞が発生する主な原因は交差点です。大きな交差点には信号が設置されていて、信号の時間は交差点の交通量によって違います。

交通量が多い交差点の青信号は時間を長めに設定しています。しかし交差している道路を通行する車の量がどちらの道路も多い場合は、通行する車両分の時間を確保することが難しくなり、交差点の先頭でどんどん車が詰まり、その結果渋滞が発生するのです。

更にその道路に右折レーンや左折レーンが設けられていない場合は、右折や左折をしようとする車が後続車の通行を妨げることになるため、より渋滞が発生しやすくなります。

また、一般道であっても高速道路であっても渋滞するのは、道路上で事故が発生した時です。車線が制限されてしまった場合は通行できる車の量が減るため、普段渋滞が起こらないような場所であっても渋滞が発生することがあります。

交通渋滞を毎回予想することはできません。どんな時に遭遇しても、常に冷静に安全運転を心がけましょう。